行列知らずの交通事故相談所: ★ 水運んだ男性への賠償請求棄却 3児死亡事故で福岡地裁判決
行列知らずの交通事故相談所
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福岡市東区で2006年に起きた3児死亡事故で、追突した車を飲酒運転していた元福岡市職員の被告「仮称A」(26)に水を運んだ20代の友人の男性に対し、3児の両親が200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、福岡地裁であり、田中哲郎裁判長は両親の請求を棄却した。
訴えていたのは仮称Bさん(37)と妻仮称Cさん(34)。夫妻は判決後、代理人の弁護士を通して「思いが伝わらなかったのは残念です。控訴します」とコメントした。
裁判で両親は、事故を起こした被告「仮称A」が、男性が持ってきた水を飲んで飲酒量をごまかすなどしたことで真相が分からなくなり、被告の刑事裁判でアルコール濃度が争点となり審理が長引いたと主張。「犯罪被害者として、迅速な刑事裁判の実現を期待する権利や真相を知る権利が侵害された」と訴えていた。
判決理由で田中裁判長は「迅速な裁判を期待することは刑事手続きで犯罪被害者の関与を広げることで得られる事実上の利益だ」と指摘。「両親が主張する犯罪被害者の権利は法律上保護された利益とは認められず、権利がない以上、不法行為に基づく損害賠償請求には理由がない」と判断した。
判決によると、男性は事故後に被告「仮称A」から携帯電話で水を持ってきてほしいと頼まれ、2リットルのペットボトル2本に水道水を入れて事故現場に運んだ。今林被告は水1リットル程度を飲んだ。
男性は証拠隠滅容疑で逮捕され不起訴処分(起訴猶予)となった。両親は検察審査会に審査を申し立てが、福岡第1検察審査会は「不起訴相当」と議決した。
両親は、被告「仮称A」ら4人にも計約3億5千万円の損害賠償を求める訴訟を福岡地裁に起こしている。
引用元:西日本新聞 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/228419