金融庁は28日、生命保険会社や損害保険会社の経営の健全性を示すソルベンシー・マージン(保険金の支払い余力)比率について、2012年3月期決算から連結ベースの規制を導入する方針を正式に発表した。
国内のすべての保険グループが原則として、対象になる。金融危機を受け、子会社などの経営悪化がグループに及ぼす影響を迅速に把握するのが狙いだ。
12年3月期からは、従来の単体ベースのソルベンシー・マージン比率も大幅に厳格化する予定で、国内保険会社の財務に対する厳しい監視体制を、日本が各国に先駆けて取り入れることになる。海外では欧州連合(EU)も、連結規制の導入を目指して準備を進めている。
連結ベースのソルベンシー・マージン比率には、保険各社が相次ぎアジアや欧米に進出していることから、海外の保険子会社なども含める。ただ海外子会社などのリスク計算の一部は、実務に配慮して簡便化する。
金融庁は内閣府令の改正案について、1月28日から3月1日まで意見を募集し、3月末をめどに公布する見通しだ。
引用元:西日本新聞 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/223659
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