福岡県警は25日夜から26日朝にかけ、県内の歓楽街や幹線道路など約60カ所で飲酒運転の一斉取り締まりを実施した。
9日に飲酒運転の車にはねられて高校生2人が死亡した粕屋町の事故現場付近では、呼気検査を拒否したとする道交法違反容疑で、住所、職業不詳の男(48)を逮捕した。
県警によると、この男は25日午後9時半ごろ、乗用車を運転中に検問を受けた際、車内で酒のにおいがしていたが、再三の説得にも応じず、飲酒検知を拒んだという。県警は裁判所の許可を得て、男から採血して飲酒の有無などを調べる。
現場近くでは、犠牲となった高校生を悼む花束や飲み物などが供えられ、あらためて飲酒事故の痛ましさを物語っていた。
県警は、2006年8月に福岡市東区で起きた飲酒運転車による3児死亡事故の月命日である毎月25日を「飲酒運転撲滅の日」と定め、取り締まりを強化している。