JR九州は23日、指宿枕崎線の安全対策として、踏切以外の場所で線路をまたぐ生活道路の「里道(りどう)」を全て封鎖する方針を示した。遮断機や警報機がない「4種踏切」も改良し、遮断機や警報機を新設したり車止めを設けたりする。
JRによると、里道は同線の沿線4市に152カ所、4種踏切は24カ所ある。昨年夏、鹿児島市と指宿市の4種踏切で、自転車の小学生とミニバイクの男性が列車にはねられる死亡事故が相次ぎ、再発防止策を自治体や住民と協議していた。既に里道75カ所を木製の柵で仮封鎖し、4種踏切の改良も進めるという。
JR九州鹿児島支社の宮崎正純支社長は「生活で里道を利用している住民もいる。今回の対策は、地元と協議して住民の理解を得ながら進めたい」と話している。